K219系
 
 
製造初年:1986年
北関東新都市鉄道入線:2007年

2007年度に、主に急行に使われていた165系の置き換え用に、 JR東日本から譲渡されたサハ211(34両)、クハ411-1500(6両)、モハ415-1500(4両)、モハ414-1500(4両)、サハ411-1601(1両)、 サハ411-1701(1両)、クハ415-1901(1両)、JR西日本から譲渡されたクロ212(4両)、サハ213(2両)を改造した車両です。 サハ211の一部とサハ213の電動車化(既存電動車も含めVVVF化)、サハ211の一部の先頭車化改造など大規模な改造が行なわれました。 先頭車化改造車は、K200系特急型電車に似せた形状の普通鋼製先頭ユニットを接合しています。
最終的に、クハK219+モハK219+モハK218+モハK219-1000+クハK218(旧モハ414・415、サハ211)の編成が3編成、 クロK219-100+モハK219-100+モハK218-100+モハK219-1100+クハK218-100(クロK219-100のみ旧クロ212、 他は旧サハ211)の編成が4編成、 クハK219-200+モハK219-200+モハK218-200+モハK219-1200+クハK218-200(旧415系4両固定に中間車1両組み込み)の 編成が3編成、クハK219-500(旧クハ415-1901)+モハK219-500(旧サハ213)+モハK218-500(旧サハ213)+モハK219-1500(旧サハ411-1701)+クハK218-500(旧サハ411-1601)の編成が1編成に再組成されました。
併結運転を行なう2000系に合わせて池袋方先頭車に化粧室を設置しています。(100番台は那須湯本方先頭車にも設置)
なお、100番台と500番台に組み込まれる車両は元々ロングシートだったものもセミクロスシートに改造されました。

のちに、2010年度にJR西日本から譲渡されたスーパーサルーンゆめじを改造した600番台3両固定編成が、 2012年度には元東海道線用211系中間車及びグリーン車を改造した2000番台10両固定6編成(元グリーン車の2階建てスーパーシート車2両組み込み)、宇都宮・高崎線用211系中間車及びグリーン車を改造した2100番台10両固定3編成 (元グリーン車の平屋スーパーシート車、2階建てスーパーシート車各1両組み込み)、が加わっています。

ダブルデッカー普通車と2ドア車を含む500番台、スーパーシート車のみで構成される600番台は主に団体および休日臨時列車用、 スーパーシート車を含む100番台、2000番台、2100番台は主に急行「那須」用、ロングシート3ドア車のみの0番台と200番台は普通から急行まで幅広く運用されます。

K219系0番台(ロングシート車、那須湯本方先頭車クハK219-0形、モハK219-0形)サイドビュー


K219系100番台(セミクロスシート車、那須湯本方先頭車クロK219-100形、モハK219-100形)サイドビュー


K219系200番台(ロングシート車、那須湯本方先頭車クハK219-200形、モハK219-200形)サイドビュー


K219系500番台(セミクロス・転換クロスシート車、那須湯本方先頭車クハK219-500形、モハK219-500形)サイドビュー



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